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健康的にゆるやかに歳を重ねる方法の追求と実践の日々

どうすれば人生100年時代をうまく生きられるのか?『LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』

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『LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』

 

人生100年と言われる時代に、

  • 失業しないためにどのような能力が必要なのか?
  • どうすれば、長く健康であり続けられるのか?
  • どうすれば、誰もが長く働き続けられるのか?

など、私たちが不安に思っていることに対して、どうすればいいか書かれている本。

 

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テクノロジーが進化し、長寿化が進展するなかで、旧来の働き方、キャリアの道筋、教育や家庭のあり方は、ますます持続不可能に見えはじめている。そこで、これまでの行動を変える必要があるのだ。

 

職業人生で多くの移行が避けられない時代に、移行に必要なトレーニングをおこなう責任は、政府および企業から個人に移りつつある。その結果として、みずからのスキルを高めるために投資しない人は、職を失う確率が高くなった。

 

思考と行動を変えようとしない人は、様変わりした世界、大きく変貌を遂げつつある世界に対応する準備ができない可能性が高い。

 

見ての通り、残念なお知らせの方が多い印象です。

前著『ライフ・シフトーー100年時代の人生戦略』にもあったように、みんなが嫌いな「生涯にわたって学び続けよ」ってやつも書かれています。

私も「3年間夜間の専門学校に通って、鍼灸師の資格を取ったときのあの生活を、これからまた何度もやれというのか…」と、ちょっと萎えました。

 

学び続けないといけないというのはおっしゃる通りなので、萎えてる場合じゃないんですけど、そうは言っても大人はなかなか大変ですよね。子供時代のように、毎日勉強だけやる、って生活はできないですし。

人生の中の勉強に集中する期間は、寮に住みたいなぁ。健康を気遣ったご飯を作ってもらえるだけでもありがたい。

勉強は自分でがんばりますから、そういう施設や制度を作ってくれませんか?岸田さん。(聞く耳へ届いたらやってくれないかな、と思いながら書いてみる。)

 

…本の内容に話を戻して、思考を変えるという点で、「もう○歳だから」と思ってしまうタイプの方に読んで欲しいのが、「自分の年齢に対する考え方を変える」のページ。

 

単に人々が長生きするようになっただけでなく、老い方が変わりはじめているのだ。(中略)「年齢のインフレ」も考慮する必要がある、物価のインフレが進むと、1ドルで購入できるものが年々減っていくように、年齢のインフレが進むと、暦年齢が1年増えることにより進行する老化の度合いが小さくなるのだ。

 

今日の世界では、暦年齢と生物学的年齢のギャップが急速に拡大しつつあり、社会規範がその変化に追いついていない。(中略)いま、ロックバンド、ローリング・ストーンズのメンバーの平均年齢は、アメリカ連邦最高裁判所の裁判官の平均年齢を15歳上回っている。社会規範を素早くアップデートする必要がありそうだ。

 

ローリング・ストーンズの例がとても心強い!

 

他にも、時間や雇用について、人間関係についてなど、複数の点について書かれていますが、「で、どうすればいいのか?」というのをざっくりまとめると、

 

本書では、この新しい長寿時代がどのような時代になるかを描き出そうとしてきた。そうした変化を前提にすると、以下の5つの行動をとることが重要になる。

 

先手を打つ。

将来を見据える。

「ありうる自己像」を意識する。

可変性と再帰性を意識する。

移行を受け入れる。

 

だそう。 将来をどう考えていくか、みたいなところも書かれていたので、詳しくは読んでみてください。

あー、考えることもやることもいっぱいだ!

 

LIFE SHIFT2(ライフ・シフト2) 100年時代の行動戦略 [ アンドリュー・スコット ]

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略 [ リンダ・グラットン ]