『ニューヨーク流 100%私らしく生きる「お金の使い方」』
今の時代に絶望して将来を不安に思うと、「 お金はなるべく使わないようにしよう」 と出費を抑えることにたどり着いてしまいますが、そうやって将来の不安のために今をないがしろにするのもよくないわけで…
本当に幸せな生き方とは、自分の求めるものに気づき、怖がらずに試しながら、世間の評価に右往左往したりせず、 自分が納得できる毎日を過ごすこと
そんな、自分の素直な欲求を掘り下げるきっかけになったり、楽観的に 未来を考えられるようになるためのお金のヒントが書かれています。
- ピンチもキャリアアップのチャンスととらえる
- 自分らしい方法で、権利はきちんと主張する
- 意見の言えない人に、お金は集まらない
- なんでもかんでも謝るより伝える努力を
- コミュニティーへの投資で世界がガラリと変わる
- 100ドルの仕事を1000ドルかけて手に入れる
- 学びと自分磨きの投資、どちらも必要
- 若さよりも、若々しさの方がチャーミング
- お尻が上がれば、人生も上がる(←これ、
いかにもNYという話だけどすごく納得) - 自分への投資をケチると、女度がくすむ
- 本当のお金持ちは、必ず「質素」に落ち着く
- 「お金を使うことは楽しい」というプラスイメージは最強
- 無料と有料の違いはお金でカウントできない
- 周囲に流されない人に、お金は集まる
- 貯めるより増やして、お金に働いてもらう人生に
などなど、お金に対する考え方のアップデートができるうえに、 ニューヨークの女性たちのエピソードが綴られていて読み物としても楽しいです。
途中に入っている「リッチマインドを作る20のルール」や「 リッチな生き方を選べる自分になるお金の格言」のコラムも、 自分を戒めるために定期的に読み返したくなります。
日本では、お金を「貯める」という発想になりがちですが、 この本に書かれているのはお金を「活かす・ 増やす」という考え方なので、
「コロナで今後のことが不安だから、 お金、貯めなきゃ」
と思っているに人こそおすすめしたい本です。