『Moon Therapy 自分を最優先にする肌と心の整え方』
病気ではないけれど漠然と身体の調子が悪いとか、何かあったわけでもないのに心が弱ってるとか、よくわからない不調ってありますよね?そういうのに効きそうだなと思ったのがこちら。
「子宮」にフォーカスすることで、子宮力と女性力を同時に上げる「ムーンセラピー」、そのセルフケア・メソッドがまとめられている本です。
◇本来の自分を取り戻す「ムーンセラピー」の秘密
◇自分だけの美しさを磨くムーンセラピー
◇子宮に優しく、自然とつながるセルフケア
◇自分を最優先にする、心のセルフケア
の5章から成り立っています。
このムーンセラピー、子宮を通してからだの声を聞くというものなので、人によっては「そういうのはうさんくさくて苦手」という方もいるかもしれません。
でも、
我慢は子宮にたまっていきます。耐えて、耐えて、もう限界がくるとある日突然、婦人科系の病気として現れることがあります。
どれだけストレッチをして、ゆったりお風呂に入っても緩められない緊張、というものがあります。それは深部で凝り固まった緊張であり、たいていは脳のストレスによるものです。
など、そういえば心当たりがあるかも、と思えるようなことが書かれているので、そんな方でもわりと抵抗なく読み進めらるのではないかと思います。
本に書いてあるセラピーやメディテーションを行うことで癒されるのはもちろん、
「本当の美しさ」とは何か、常に突きつけられるような毎日の中で私がたどり着いた結論は、「自分を大切にできている人」こそ美しい、ということです。
同じ年齢でも、「在り方」で見た目年齢は全く変わります。(中略)美しい世界を選ぶか、選ばないか、それだけが「ナンバーレスな生き方」を作っていける秘密なのではないでしょうか。
何を選択していくのかで、人生は変わってきます。もっと厳密に言えば、物事の選択、ではなくて、「心を向ける先」の選択です。
美しい人は、美しい世界にいて、そこには美しい言葉しか存在していないのではないか?と思うほど
など、読んでいるだけでも心が穏やかになって綺麗になれそうな内容です。
私もどちらかといえば科学的・現実的なものに寄りがちですが、歳を重ねるとそれだけじゃ解決できない謎の不調って出てきませんか?病院に行って何ともないと診断されたものの、でも私は調子が悪いんですけど…、みたいなことが。
そういえば、鍼灸師の資格を取るために専門学校に通っていたとき、夜間部の同級生の女性は、当時の私(30代後半)と同世代かそれ以上の年齢の方が多かったので、同じような不調を感じている人がたどり着く先は、ゴリゴリの西洋医学ではなくて、こういうところなのかな、という気もします。
やっぱりこういうセラピーやセルフケアというのは大事だし、実際にやってみると身体の反応があるんですよね。
なにより、自分を大切にして慈しむということだけでも、綺麗になれそう。
Moon Therapy 自分を最優先にする肌と心の整え方 [ CHIKA ]
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