『「存在感」はつくれる』
みなさん、職場で周りの人から自分がどんな風に見えているか、意識したことってありますか?
仕事ができそうな人に見せたいとか、役職者っぽく見せたいとか、自分の希望通りに見えていると思いますか?
プレゼンス(存在感)とは、自分の可能性を引き出すための魔法
人は見た目が9割と言いますが、まさにその通りです。自分の本当の可能性は他人の目からは見えません。大事なのは、その可能性を持っている人間だと思わせることです。
自分の実力を認めてもらえる、能力を理解してもらえる、そんな選ばれる人になるための存在感の作り方が書かれている本です。
どんなに綺麗事を言っても、実際のところ、誰しも人を見た目で判断しているというのは事実。
一番わかりやすいのは『プラダを着た悪魔』ですよね。あの映画を見た人はみんな、アン・ハサウェイのあの変わりようを見て「見た目って大事!」と思ったはず。
人間は見た目や雰囲気だけでイメージをつくってしまう。しかもそれを本人が意識していようがいまいがおかまいなしにね。間違ったメッセージであってもつねに情報は発信し続けられて、それをまわりの人は勝手に受け取っている
自分がこう思われたいと努力するのは自分です。しかし、それを決めるのは100%他人ということも忘れないでください。
そうそう。地味すぎると埋もれるし、良かれと思った服がよくなかったりすることがあるし、差別化を図ろうと奇抜な格好をするとただの変な人に見られるし、自分を客観的な視点で見ることってなかなか難しい…
でも、この本はストーリー仕立てになっているので、自分の職場だとどうだろう?と落とし込みやすく、また、ワークシートもついていて、今の自分の現状や、じゃあどうすればいいのか、ということが考えやすくなっています。
自分が思っている通りのイメージを周りの人に与えられているか怪しいかも、と思った人は読んでみてください。
かくいう私も、ずっとテレワークをし続けているため、オフィスカジュアルってどんなのだったっけ?というレベルで仕事着に無頓着な状態でして。
出社したら「こいつ、頼りにならなそう」と思われるかも、と、この本を読んで怖くなり、もうちょっと仕事用の服を確保しておこうと、ジャケットを断捨離するのをやめました。手放す前に読んでよかったー。
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