『本当に必要なものだけに囲まれる、上質な暮らし』
先週switchを買ってしまいまして、余暇時間のすべてをモンハンライズに注ぎ込んでいます(笑)
これはこれで大満足なんですが、ゲームをしつつも、もうちょっと生活の質も上げていきたいと思って読んだ本がこちら。
◇日常を彩る心地よい住まいは「ありきたりの場所」でもつくれる
◇日本文化は「素」の文化。飾らぬ素朴さが思想になっていく
◇「簡素」と「余白」は別もの。余白があるものは飽きがこない
◇人生を豊かにしたければ、それまでの生き方を整理して隙間をつくる
◇優れたプロダクトは、使う人の人格さえもデザインしてしまう
◇陰影のある美しい暮らしのために灯りは少ない方が良い
◇優美で品格のある生活は、「お金」からは生まれない
◇マインドフルネスは朝起きてから寝るまでの日常に育まれる
◇「合理的」という呪いから解放されると日常生活はもっと豊かになる
◇嫌いなものは広がらない。好きだからこそ、自分だけの世界が広がっていく
◇1本の木があれば「光と風のブラインド」になる
◇ゴミを減らし、環境を整えれば生活の幸福度はもっと高くなる
◇心身を回復させるための工夫を生活空間にちりばめる
◇流行や予算に合わせるのはやめて、自分本位に生活を整える
◇豊かな暮らしは、手間と時間をかけて蓄積することで生まれる
◇「当たり前」を深掘りしていくと、生活は豊かに耕されていく
◇本当に上質な暮らしは、メンテナンスしないと成り立たない
などなど、それぞれの項目が見開きで読み切れる程度なので読みやすいです。気になるところから選んで読むのも楽しそう。
こうして考えてみると、僕は、ものや暮らしの話をしているようでいて、実は人の生き方について語っていたようにも感じる。
と、エピローグにも書いてあるのですが、読んでいてハッとさせられることが多々あります。
暮らしの質を決めるのは、感受性なのだ
暮らしは消耗品ではなく、積み重ねである
生まれたときが一番美しいのではない。年月が成長させ、無二のたたずまいを育んでいく。そういう意味では、ものも人も同じことだ。
新品だからいい、ビンテージだからいい、というわけではないんですよね…
年齢を重ねた人ほど、「自分は成長できているんだろうか?」と考えさせられるのではないかと思います。
本当に必要なものだけに囲まれる、上質な暮らし [ 田村 昌紀 ]
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