『宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方』
タイトルを見て「何の本?」って思って買っちゃいました。
「波動が上がる」と書かれているのを見て、わかる人はすぐにわかると思いますが、一言でいえばスピリチュアル本です。
でもこの本、たとえや説明がうまくて、スピリチュアルはちょっと…と思っていても、やたら内容がしっくりくるんです。
君のあり方が変わると現実も変わってくるんだ。
(中略)
コロナ禍中の「マスク」に対する反応も、その人のあり方で変わってくるのはわかるだろう?人によっては、政府に支配されて強要されていると捉える人もいれば、シートベルト着用みたいな感覚でいる人もいる。
その人のあり方で、どうにでも体験が変わってくるんだよ。
(不要な考えを手放すことについて)実際にはネガティブな信念を捨ててしまうことは不可能なの。なぜなら「存在しているもの」を「存在しなくすること」は不可能だから。
それよりも「あってもなくてもよし」の状態にして、それを選ばないでいればいいって感じ。
嫌なやつはいるし、嫌な仕事もある。不安もあるし、恐怖もある。だけどそれを見続けないことはできるでしょ?
(中略)
なるほど。「手放し」の意味がようやくわかった気がするよ!
体験したくないエネルギーに集中しないってことだね。
(失恋して自信がなくなったという女性について)君たちはじつは、24時間いつでも自信をもって「何か」を信じているんだ。努力なしに、自動的に。
自信を持っていないときなんて一時もないのさ。
だから、彼女は「自分の自信のなさ」を自信を持って信じているんだよ。
つまり、彼女は自信を失っちゃいない。
ただ、自信を持つ焦点がネガティブになっているだけなのさ。
読み始めてすぐに、
2023年の終わりに、私たちは「針の目」をを抜ける。
今はその針の目を通っている真っ最中で、針の目を抜けるまでに「目覚める」か「眠ったままでいる」かを決定する。
針の目をくぐり抜けた先は、ポジティブな世界とネガティブな世界に分岐する。
目覚めを選択した人はポジティブな世界へ、眠り続けることを選択した人はネガティブな世界に進む。
ということが書いてあったので、そのスピリチュアルっぷりについていけるか少し心配していたのですが、内容は上で抜粋したように「たしかにそうだなぁ」と思えるものでした。
スピリチュアルに興味があってもなくても、ポジティブな世界のほうがいいに決まってますよね。
「ありのままの自分らしくいるのに不要な考え」を手放すことで、ポジティブな世界に移行できるそうで、その手放しに必要なのが、
- すべてを赦す
- 自分を赦す
- 過去の自分を断ち切る
- 未来の自分にリンクする
- この4つを実践して、「今ここ」をワクワクで生きる
だそうです。うーん、スピリチュアルな表現でちょっとわかりづらい…
具体的な行動としては、
- 気分が上がることに意識的にフォーカスし、気分が下がることに意識を向けない
- 嫌な気持ちになるニュースを見るよりも、今安全に暮らしている自分に意識を向ける
- 他人に支配されていると考えるのではなく、自分がコントロールできるパワーがあることに意識を向ける
- 悲しみや怒りなどにフォーカスせず、喜びや豊かさの光にフォーカスする
こっちならわかりやすいですね。
日常生活を送るうえでも大事なことですし、これは意識していきたいところです。
宇宙人が教える ポジティブな地球の過ごし方 [ the Planet from Nebula ]
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