『自分の機嫌は「色」でとる』
色を取り入れる、と聞くとファッションやメイクを思い浮かべてしまいますが、
気分転換が難しい状況だからこそ、身のまわりに変化をつけて自分の「見る目」を楽しませることが、とても大切だと思う
ということで、「身につける」「食べる」「場所を整える」の3つに分けて、色の取り入れ方が紹介されている本。
- 些細なことでくよくよするときは、豊かな自然を感じるグリーンとブラウンを
- 他人に振り回されやすい人は、パープルとオレンジで自分の思いを伝える
- まわりの人に優しくなりたいときには、ピンクとミルクティー色で穏やかに
- 信頼されたい場面では、紺色で潔く
と、いろいろなパターンがのっていて、パラパラと見ているだけでも楽しい気分になってきます。
ただし、楽しい気分になるがゆえに、読んでいるうちに食器やインテリアがすごく欲しくなってくるので、物欲には要注意です。家にいる時間が長いと、「住環境をもっとよくしたい」「部屋のアイテムをお気に入りの色で統一したい」なんて思ってしまうのは私だけでしょうか?
少ないもので豊かに暮らすミニマルな生活っていいなぁと思いつつ、こういう本を読むと「もっとインテリアにこだわりたい」なんて、気持ちがコロコロ変わってしまう自分の移ろいやすさにあきれてしまいます。(笑)
そんな私は今、部屋に飾るアートが欲しいという物欲と戦っている真っ最中です。
購入するにしてもサブスクにするにしてもそこそこのお値段がするので、この物欲には勝てる…はず。
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