Tokyo Wellness Life

健康的にゆるやかに歳を重ねる方法の追求と実践の日々

絶望の未来しか見えないけれど、それでも知っておかないとまずい『未来の年表』

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『未来の年表 5冊合本版』

 

絶望の未来しか見えないのですが、それでも知っておかないとまずい、ということがたくさん書かれている本。

 

 

『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』

『未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること』

『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』

『未来のドリル コロナが見せた日本の弱点』

『未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること』

 

この5作品を合本し、電子書籍化したものです。

 

少子高齢化による人手不足で物資が届かなくなる、などは聞いたことがありますが、

 

■輸血用血液が不足したり、医師、看護師、薬剤師や救急隊員が足りなくて、「病院に行けば助かる」という常識が通用しなくなるかもしれない

■誰も住んでいない土地を外国資本が集中的に買い占めることになれば、武力侵略されることもなく、合法的に日本国内に外国の領土ができるのと等しい

 

など、言われてはじめて気づいたこともちらほら。

外国人参政権?別にかまわないんじゃない?」くらいに思っていましたが、ちっとも良くなかった!

 

医療や介護も、いくらお金があっても受けられないかもしれない…となると、やっぱり今からできるだけ健康的な生活を心がけないと、と思わされます。

もしかしたら、健康を維持した75歳の私が仕事で同級生の介護をしている、なんて可能性もあるのかも。ほんと、日本の未来はカオスですね。

 

ちなみに、諸々の問題に対して個人ができることは、

  • 働けるうちは働く
  • 1人で2つ以上の仕事をこなす(空いた時間をうまく利用し、いろいろな仕事をすることで、特定の業種が機能しなくなる事態を防ぐ)
  • 家の中をコンパクト化する

 

女性ができることとしては、

  • ライフプランを描く
  • 年金受給開始年齢を繰り下げ、起業する

だそう。

 

令和時代は「自分で出来ることは、どんなことでも積極的に取り組む」という意識と「行政に多くを頼むことはできない」という覚悟を持つことが不可欠となるだろう。

 

ここだけ読むと若干嫌な気持ちになりますが、行政の人手不足に寄与できれば、巡り巡って住民税や社会保険料の負担の上昇も抑制できる、というのはたしかにその通り。

あと、ずっと健康で病院に通う必要がなければ、医療費削減→社会保険料削減にも貢献できるし、やっぱり健康も大事だなと。

 

今後の日本をサバイブするための最適解は、「人の役に立ちつつ(働くことを含む)健康的な生活を送る」ということかも。これって、シンプルだけど実は理想の生き方なのでは?

そう思ったら、「未来を悲観しすぎず、理想の生活を目指せばいいのかー」とちょっと気楽になれる、かもしれません。

 

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ]

 

未来の年表2 人口減少日本であなたに起きること (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ]

 

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ]

 

未来のドリル コロナが見せた日本の弱点 (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ]

 

未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ]