『2040年の未来予測』
未来について書かれている本って大好きで、つい読んでしまいます。
増えない日本のGDP、破綻しつつある社会制度や減る一方の人口、 起こるだろう天災など、この本では、 未来にどのような可能性とリスクがあるかを知って、 自分で対策を立てられるように、ありのままに予測した。 本を読み進めていくうちに、暗い気持ちになるかもしれない。
「はじめに」にこう書かれているように、 なかなか暗い話が多いです。
chapter#02 あなたの不幸に直結する未来の経済--年金、税金、 医療費
- 国の財源は、私たちの社会保険料からまかなうしかない
- すべての問題は高齢者が増えること
- 70歳まで働くなら、今と同じ額の年金はもらえる
- 預貯金はもう意味がない
chapter#03 衣・食・住を考えながら、未来を予測する力をつける
- 遺伝子編集した魚を食べないともうもたない
- オンライン教育はあたりまえになる
- 日本では学歴の意味がなくなる
- 貧しくなる日本にシェアリングは不可欠
chapter#04 天災は必ず起こる
各章からちょっとピックアップしただけでも、かなりヘビーな内容。
今、これを読んでいるあなたは、国を忘れて、これからの時代をどうやって生き残るのかをまず考えるべきだ。 どうすれば幸せな人生を送れるかに全エネルギーを注ぐのをオスス メする。 (中略)最悪の事態を想定しながら未来を描いておけば、あなたの人生はそれよりも悪くなることはない。そして、 そのシミュレーションができていれば、 あなた個人に待ち受ける未来は、 何も知らずにいたときの景色とは違ってくるはずだ。
私もこの本を読んだ直後、防災グッズの点検や投資金額の調整をしました。
せっかく読んだのだから、活かしていかないとね。
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