『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』
今回も面白く読ませてもらいました、ひろゆきさんの本。
ほとんどの人は、自分の仕事が「誰でもできる」ようになったことに気づかず、「専門性の高い仕事に就いている」 と思っています。
お金のことを心配して、それで頭がいっぱいになっていると判断力が弱り、 余計にカモられたり、損をしたりしやすいのです。 つまり、貧乏な人は色々考えているつもりでも、貧乏であるがゆえに間違った判断をしがちだということ。そして、 その結果、どんどん貧乏になっていく
多くの場合において、成功者は「ただそこにいたから」という面白みもない理由で誕生します。でも、 本当の成功話を語る人がほとんどいないため、 人々は相変わらず才能や努力を賛美しています。
新しい技術は、それまでなかったものであるために、不明な部分や危険性もあるのは当然です。日本は、 その危険性に着目し規制をかけるスピード感はすごいのに、 それを活用するための法整備となるとカメのように遅くなります。
労働人口が少なく税収が減少し続ける地方で暮らすなら、老朽化したインフラに我慢する覚悟がないといけない
日本人は、不寛容で選択肢の少ない息苦しい世界で、我慢しながら長生きしている
という感じで、 Twitterでこれ言ったら確実に叩かれるなという内容です。
お金の教育がされていないことについて書かれていた中の、
貯金がなく、生活に余裕がない人ほど、リボ払いに手を出してはいけない
というのは本当に本当にそのとおり。
あれ、合計の返済金額ってとんでもないことになりますからね。繰り上げ返済するたびに余計な手数料も取られるし。( 経験者は語る。笑)
リボ払いなんて、豊かな生活どころか貧乏生活まっしぐらなのに…
っていうか、ドコモ、 こんなほぼ詐欺みたいなことを書いちゃっていいの?
もうね、「化粧品の成分に「芍薬」と書くと薬と間違えちゃう人がいるから、 カタカナで「シャクヤク」って書いてね」、という人をナメきった法律を作るより前に、こういう詐欺まがいの広告に厳しくしてよ、って言いたい!
ちなみに一番笑ったのはこれ。
(香川県のゲーム禁止条例について)あまりに的外れな意見や提言でも、放っておくと、 採用されてしまうこともあるのだというのは勉強になりました。 みなさんも、おかしなものが出てきたら、 どんなにバカらしくても反対しておくことをすすめます。
ちゃんと反対しよう(笑)
叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」 (単行本) [ ひろゆき ]
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