『心がすーっと軽くなる バカという生き方』
タイトルでゲテモノかと思ってましたが、これ、良書です!
著者曰く、
バカが大嫌いだった私が、さまざまな人生経験からバカの効用を書き、そこから派生するものの見方、考え方を提言してみた。
ということで、否定や中傷が飛び交うギスギスして不安に襲われた世界で、ありのままに自分らしくあるにはどうすればいいのか?
そんなことが書かれています。
- バカを演じると、意外と生き方が楽になる
- 要求の多いのび太がいることで、ドラえもんも自分の持つ能力を存分に発揮できる機会を与えられているともいえる。そういう意味では、持ちつ持たれつの関係なのである
- 自分がだれかを否定したり、バカにし始めたときは要注意
- バカこそ多様性の代表みたいなものかもしれない
- むだなことに価値を見出そうとする社会は健全
- 無理なことは無理しない
「タイトルから想像した内容とちょっと違うかも…」って感じがしませんか?
特に最後の「具体的な気持ちの切り換え方」は、負の感情に襲われたときに役に立つことうけあいなので、何かあったときには読み返そうと思います。
というか、実際に仕事などで「畜生!」と思うようなことがあったときに、心を落ち着けるために読んでます。(笑)
最近は、やることをやりつつも基本的にはゆるくありたい、と思っているので、そんな気分にもフィットした本でした。