『バビロンの大富豪』
ここに書かれている、借金を返しながら貯金をする方法、すごく納得なんですが!
とちょっと感動。
借金の返し方だけでなく、見てのとおり、富とそれにまつわることを理解するための手引書です。と言っても、内容はすごくシンプル。
たとえば、『黄金の「7つの知恵」』は、
- 財布を太らせることから始めよう
- 自分の欲求と必要経費とを混合するべからず
- 貯めた資金は寝かさずに増やすべし
- 損失という災難から貴重な財産を死守すべし
- 自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
- 将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし
- 明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし
今も昔も、財を成す方法ってあまり変わらないんだなー、というのがわかります。
特に2番目は肝に銘じたいです(笑)
また、冒頭の借金を返しながら貯金をする方法は、
- 収入の10分の1を、自分のものとしてとっておく
- 収入10分の7を使って、住む家、着る服、食料、それ以外のわずかの出費をまかなう
- 収入の10分の2は、自分を信用してくれお金を貸してくれたすべての人々の間に公平に分割して支払う
というもの。
「毎月○円返す」という考え方だと、収入の増減がある場合、今月はキツイ…みたいなときがあるけれど、貯金は1割、借金の返済は2割、とするならなんとかできそうな気がしますよね。
さすが、長く読み続けられている本は本質を捉えているし、再現性もありますね。
「○○について知りたい」というときは、関連する本を何冊も読み漁るより、昔から読まれている本を1冊ピックアップして読めば十分なんだろうなぁ。
ちなみに、自己啓発本なら『夢をかなえるゾウ 』一択だと思っています。
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか 文庫版 [ ジョージ・S.クレイソン ]
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夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え [ 水野敬也 ]
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