『若見えの呪い』
『若見えの呪い』というタイトルが気になってしょうがなくないですか?この本。
多かれ少なかれ、誰もがこの呪いにかかっていますよね。
イタくなく、ババアと罵られることもなく、今の年齢を受け入れておばさまなりに美しくかっこよく生きる方法があるはずです。
ということで、脱「若見え」の呪いの処方箋を紹介してくれています。
その通りだなー、と思ったのが、「2割引きの法則」。
自分の年齢の2割の数を出し、さらにその数を自分の年齢から引く。その数字が若見え年齢の限界、というもの。2割はギリギリのラインなので、失敗が少ないのは1割から1.5割だそう。
45歳の私だったら、2割は9。45−9で36歳。うん。たしかに2割はギリギリ(アウトだな)のラインですね。
“昔”の「若い」でいるより、“今”の「おばさま」をやった方が若く見える
お年を召しているのにすごく素敵な方は、「面白いからこれをやってみるの」と、とても好奇心が強いことが多い
私たちの仕事服はもう制服だと思えばいいんです。制服っぽい服を買っておけば考えずに済みますよ。働くときまでおしゃれしようと思わないこと。(中略)両方着られる服という、雑誌でありがちなのが一番失敗します。
カワイイ文化に乗れるのは30代まで
バブル世代向けの本なので、氷河期世代の私にはしっくりこない部分もありますが、「わかるー」と思いながら楽しく読める本です。
他人事として楽しめてしまうがゆえに、逆に「実は私もやってたりして」と不安になったりもしますが。
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いつも思うんですが、電子書籍の表紙を紙の本と同じにしていない本って、どういう事情でそうしているんでしょう?
この本も、表紙を↑にしてくれれば良かったのに。
SNSで紹介するとき、つまらない本みたいに見えちゃうから、なるべく紙の本と同じ表紙にして欲しいなぁ。