Tokyo Wellness Life

健康的にゆるやかに歳を重ねる方法の追求と実践の日々

『水曜日は働かない』、私も同感です

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『水曜日は働かない』

 

タイトルに私も激しく同感で、この本を読む以前から、できる限り水曜日に有休・半休を取るようにしています。

 

 

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水曜日が休みになると1年365日がすべて休日に隣接するーーその真実に気づいた「僕」は「急ぎすぎ」で「がんばりすぎ」なこの国の人々に提案する。「水曜日は働かない」べきなのだと。毎週水曜日を「自分を大切にするための時間」に充てることにした著者の日常を綴った、笑えてそして思わず考えさせられるエッセイ集。

 

働かない、飲み会に参加しない等、何かを「する」でなく、「しない」ことから見えてくる幸福論、第一部「水曜日は働かない」(全13篇)。批評家として「テラスハウス」「大豆田とわ子と三人の元夫」「ジョーカー」「花束みたいな恋をした」等近年の作品を論じた第二部「2020年代の想像力」(全8篇)。チームラボの猪子寿之や、香港の政治運動家である周庭との交流などを綴った第三部「水曜日も働く人たち」(全8篇)を含んだ全29篇。

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エッセイですが、示唆に富んだ内容。

 

「みんなが支持していることには価値がある」という考えが、この国をとてもつまらなく、窮屈にしていることを実感しながら生きてきたからだ。

 

「読む」力のない人間が「書く」ことの快楽を覚えれば覚えるほど、脊髄反射的な発信やタイムラインの「潮目」を読んである方向に一石を投じるだけの、事実上何も考えていない発信が増えてしまう。

 

など、私が思っていたあれこれが言語化されていたりして、あっという間に読んでしまいました。こういう、著者の頭の中を覗ける系のエッセイって好き。

 

そして、「明日も有休にしておけばよかった」と、これを書きながら後悔しています…

 

水曜日は働かない [ 宇野 常寛 ]