『10年後に食える仕事 食えない仕事』
この本のタイトルの結論をサクッと言ってしまうと、10年後に食える仕事というのは、表紙の図の右側の「人間が強い」に入る職業です。残念ながら、人数が多いであろう販売職や事務職などは、食えない仕事に入るそう。
今まさに、そんな食えない仕事に就いている人は計り知れない絶望感に襲われたのではないかと思いますが、ご安心を。
この本のいい点は、食えない仕事をしている人のキャリアチェンジについても書かれているところ。
第6章の「仕事をどう選び、シフトするべきか」は、こういうやり方もあるんだ、と思える内容。
コロナをきっかけにジョブチェンジを考えている人にとっても参考になると思います。
また、オビに「2030年〜 3人に1人は失業する」と書かれていますが、
日本は世界一の少子高齢化大国で、急速な人口減が今後半世紀超にわたって続くため、自動化が進んでも、働き手不足の解消には及ばない。働き手不足が進むスピードの方が速いからだ。
というように、一概にこれから失業者が増える、とも言えないようです。
いいことなんでしょうけど…
まだまだ働かなければいけなそうなので、ベーシックインカムをもらって遊んで暮らすという私の夢は叶うことがなさそうだ、という事実にショックを隠せません…