『成熟とともに限りある時を生きる』
人生という限りある時を、どうすれば心豊かに生きていけるかが書かれている本。
若い人にもおすすめですが、特にアラフォー・アラフィフ世代に響きそうな内容が多い印象を受けました。
年をとるのは当たり前。ずっと若いままでいることこそが不自然なのです。 そこで「美しくありたい」という願望を、言い換えて「素敵な人でありたい」にしてみるのはどうでしょう。上手に年をとるとは、それはすなわち尊厳を保つこと、「若返り信仰」に陥らないことです。
(P43より引用)
生きている、というチャンスが与えられているのだから頑張らないと
(P51より引用)
くよくよ悩まず「私にはどうでもいいこと」と言ってみる
(P57より引用)
私たちひとりひとりにできることは、自分の持ち味を生かしながら、夢と現実をうまく融合させて「ありふれたものの中から自分にとって特別なものを見つけ出す技」を磨いていくこと
(P182,183より引用)
ドミニック・ローホーさんの本って、どれもゆったり落ち着いた雰囲気ですごく好き。原書を読んではいませんが、原秋子さんの訳もいいんでしょうね、きっと。
物理的にも精神的にも負荷がかかっているようなときに、心を落ち着かせてシンプルな生活に立ち戻るために読みたくなります。
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秋らしい気候になってきて、THE ALLEYのミルクティー(猫舌の私はマイルドホット)が美味しくいただける季節になりました。
有明ガーデンの店舗にお邪魔することが多いのですが、平日の夜だとほぼ貸切状態。
素敵な場所で美味しいミルクティーを飲みながら読書ができるなんて最高。
有明ガーデンシアターや有明アリーナに行くことがある方は、ぜひ行ってみてください。
成熟とともに限りある時を生きる [ ドミニック・ローホー ]
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