Tokyo Wellness Life

健康的にゆるやかに歳を重ねる方法の追求と実践の日々

最近使っているヴェレダのアイクリームとハンドクリーム

最近使っているアイクリームとハンドクリーム。どちらもヴェレダのものです。

 

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『ワイルドローズ インテンシブアイクリーム』は、軽めのクリームだけど物足りなさはなし。この時期でも、目元の乾燥が気になることはありません。

エイジングケアと書かれているけれど、20代が使ってもいいくらいのライトな使い心地。

若い頃からずっと使い続けていてよかったと思うスキンケアアイテム1位がアイクリームなので、アイクリーム未使用の方にぜひおすすめしたい一品です。乾燥とか目の酷使とか寝不足のせいで現れる目の下の小ジワは、アイクリームでかなり軽減できるので。

 

『アーモンド ハンドクリーム』も、ハンドクリームとしては軽め。肌表面にベタベタ残ることなく浸透して、しっとりしてくれる私好みの使用感です。

前に使っていた、ヴェレダの『ヒッポファンフルーティ ハンドクリーム』よりも、ややしっとり感強めですが、バリバリに手が乾燥しているときはちょっと物足りなさも。

物足りなく感じる=お手入れ不足、と反省させられるので、ある意味いいバロメーターになっています。

 

ちなみに、ヒッポファンフルーティ ハンドクリームは、個人的に春〜夏に使いたいアイテムだと思っています。

家事で手が荒れ気味だけどベタベタするクリームは使いたくない、というときにぴったり。

 

hitomi-tokyolife.hatenablog.jp

 

容器がプラスチックじゃないところも好きなポイント。

この手の容器を、なるべくゴミがかさばらないように上からクルクル巻いていってコンパクトにして、最後の最後まで絞り切ろうとするのって私だけでしょうか?

原型を留めていないくらいまで小さくして使い倒したときの達成感、嫌いじゃないです。

 

 

ヴェレダ 公式 正規品 ワイルドローズ インテンシブアイクリーム 10mL | WELEDA オーガニック 目元クリーム

 

ヴェレダ 公式 正規品 アーモンド ハンドクリーム 50mL | WELEDA オーガニック 低刺激 敏感肌 ギフト プレゼント

 

ヴェレダ 公式 正規品 ヒッポファンフルーティ ハンドクリーム 50mL | WELEDA オーガニック ギフト プレゼント

 

おばさんという呼称を再定義してくれる本『我は、おばさん』

『我は、おばさん』

 

小説や映画の登場人物や実在の人物など、古今東西のおばさんを集め、善きおばさんになるには?、について語られている本。

 

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「おばさん」は、我々よりも少しだけ力が強く、少しだけ前を歩いている年長の女性で、立ち往生する若者を見かけたら、やたら親切に世話を焼いてくれる。知力や財力や行動力、もろもろの不思議なパワーを行使して、その恩恵を下の世代に気前よく分け与えてやる。疾風のように現れて疾風のように去って行き、見返りは求めないが、お菓子のお供え物には無邪気に大喜びする。いつか私も、他の誰かの物語におけるそんな「おばさん」になりたい。

 

43歳の私は「おばさん」と呼ばれることに何ら抵抗はないんですが、その理由がまさにこれ!

もっとも、抵抗がないということについては、特に大っぴらにする機会がなかったので、周りの人達は知らないでしょうけど。

 

「おばさん」という言葉を蔑称として使うことにより、女性の中高年期そのものを「名称を呼んではならないお年頃」や「直視してはいけない禁忌」扱いするような日本語圏の風潮は、それはそれで変えていくべきだろうと考えている。

 

この風潮のせいで、大っぴらにしたところで「強がってる」とか「女を捨てた」とか思われて、本心だと思ってもらえないだろうしなー、という気がして、あえて言っていないというフシもあります。

…が、この本を読んで、 「そこはもっとはっきりと言っていかねば。微力ながらも、「おばさん」という言葉のもつ意味を再定義するための草の根運動を進めていかなければ。」 と、考えを改めました。

 

善きおばさんとなるために必要な条件として書かれていたのが下の5つ。

 

  • 次世代を向いて生きている
  • よその子の面倒を看る
  • 下心がなく、見返りを求めない
  • 少女でもなく、老婆でもない
  • 社会の中に自分の居場所を見つけている

 

次世代を向いて生きている、なんて、老害の真逆ですよね。こういう存在を侮蔑できようか?いや、できない。

「おばさん」というのは悪いことではないよ、と押し付けにならない程度にマイルドに主張していかなければ、と思った次第です。

 

そして、巻末にある、著者の岡田育さんとジェーン・スーさんの対談の中の、

 

言葉の定義を変えるより、まずは若い人に、おばさんになると楽しそうと思わせるほうが先かと。自ら率先して楽しんでいる様子を見せて、羨ましがられると、だんだんおばさんという呼称の持つ印象が変わってくる。そうすると自称でも他称でもそんなに嫌じゃなくなるんじゃないかな。

 

これを実践していこうと思います。

 

もちろん、

 

(誰かのための「おばさん」役は)「役」なので、やりたくない人は別にやらなくたっていい。おばさんになんかなりたくないという女性は、その選択をとってもよい。

 

おばさんと呼ばれたくない人はそれでもいい。

でも、おばさんに対するイメージがかなり変わると思うので、「おばさんなんてイヤ」という人にこそ、この本はぜひ読んでもらいたいです。

30年くらいある「おばさん」という期間が生きやすくなると思うので。

 

我は、おばさん [ 岡田 育 ]

 

「いったい何から勉強すればいいの?」がわかる『AWSエンジニア入門講座ーー学習ロードマップで体系的に学ぶ』

AWSエンジニア入門講座ーー学習ロードマップで体系的に学ぶ』

 

ネットワークやサーバーなどについてあまり知識がない人(私)が、AWSの勉強をするのにいい本。

 

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細々とAWSの勉強をしていたのですが、ネットワークやサーバーの知識が足りなくて、なかなか進まなかったんですよね。

今まで読んでいたAWSの本って、それらの知識があること前提で書かれているので、

わからないことが出てくる→別の本やネットで調べる→そこでまたわからないことが出てくる→それをまた調べる…

をエンドレスに繰り返して、「いったい何から勉強すればいいの?(絶望)」ってなっていたので。

 

その点、この本は学習ロードマップがついていて進め方がわかりやすいし、「このタイミングでそれが知りたかった!」ということが書かれていて、未経験者でもだいぶわかりやすいです。

私の場合、仕事で用語は見聞きするけれど自分で実際に使うことはほとんどないという状況のため、勉強したことが断片になっていたんですが、やっとつながってきました。

 

他の本ではほぼ暗記するだけみたいになっていたので、30分やるのがやっとという感じだったのですが、この本だと理解できるので、今週末は毎日4時間くらいぶっ通しで勉強してました。

 

「暗記するための勉強」は苦痛だけど、「理解するための勉強」は楽しい。

 

でも、平日テレワークで一日中座りっぱなしの私が休日も4時間座りっぱなしだと、体がコリすぎて具合が悪くなってくるので、休憩をはさみつつやらないとダメだなーと反省。

勉強系ユーチューバーがカフェをはしごして勉強してるのを見て、「同じ場所にずっといた方が効率が良さそうなのに、意味わかんない」って思っていたのですが、あれは身体的な休憩を兼ねるために必要なことなのかも。

 

AWSエンジニア入門講座ーー学習ロードマップで体系的に学ぶ [ CloudTechロードマップ作成委員会 ]

 

どうすれば人生100年時代をうまく生きられるのか?『LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』

『LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略』

 

人生100年と言われる時代に、

  • 失業しないためにどのような能力が必要なのか?
  • どうすれば、長く健康であり続けられるのか?
  • どうすれば、誰もが長く働き続けられるのか?

など、私たちが不安に思っていることに対して、どうすればいいか書かれている本。

 

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テクノロジーが進化し、長寿化が進展するなかで、旧来の働き方、キャリアの道筋、教育や家庭のあり方は、ますます持続不可能に見えはじめている。そこで、これまでの行動を変える必要があるのだ。

 

職業人生で多くの移行が避けられない時代に、移行に必要なトレーニングをおこなう責任は、政府および企業から個人に移りつつある。その結果として、みずからのスキルを高めるために投資しない人は、職を失う確率が高くなった。

 

思考と行動を変えようとしない人は、様変わりした世界、大きく変貌を遂げつつある世界に対応する準備ができない可能性が高い。

 

見ての通り、残念なお知らせの方が多い印象です。

前著『ライフ・シフトーー100年時代の人生戦略』にもあったように、みんなが嫌いな「生涯にわたって学び続けよ」ってやつも書かれています。

私も「3年間夜間の専門学校に通って、鍼灸師の資格を取ったときのあの生活を、これからまた何度もやれというのか…」と、ちょっと萎えました。

 

学び続けないといけないというのはおっしゃる通りなので、萎えてる場合じゃないんですけど、そうは言っても大人はなかなか大変ですよね。子供時代のように、毎日勉強だけやる、って生活はできないですし。

人生の中の勉強に集中する期間は、寮に住みたいなぁ。健康を気遣ったご飯を作ってもらえるだけでもありがたい。

勉強は自分でがんばりますから、そういう施設や制度を作ってくれませんか?岸田さん。(聞く耳へ届いたらやってくれないかな、と思いながら書いてみる。)

 

…本の内容に話を戻して、思考を変えるという点で、「もう○歳だから」と思ってしまうタイプの方に読んで欲しいのが、「自分の年齢に対する考え方を変える」のページ。

 

単に人々が長生きするようになっただけでなく、老い方が変わりはじめているのだ。(中略)「年齢のインフレ」も考慮する必要がある、物価のインフレが進むと、1ドルで購入できるものが年々減っていくように、年齢のインフレが進むと、暦年齢が1年増えることにより進行する老化の度合いが小さくなるのだ。

 

今日の世界では、暦年齢と生物学的年齢のギャップが急速に拡大しつつあり、社会規範がその変化に追いついていない。(中略)いま、ロックバンド、ローリング・ストーンズのメンバーの平均年齢は、アメリカ連邦最高裁判所の裁判官の平均年齢を15歳上回っている。社会規範を素早くアップデートする必要がありそうだ。

 

ローリング・ストーンズの例がとても心強い!

 

他にも、時間や雇用について、人間関係についてなど、複数の点について書かれていますが、「で、どうすればいいのか?」というのをざっくりまとめると、

 

本書では、この新しい長寿時代がどのような時代になるかを描き出そうとしてきた。そうした変化を前提にすると、以下の5つの行動をとることが重要になる。

 

先手を打つ。

将来を見据える。

「ありうる自己像」を意識する。

可変性と再帰性を意識する。

移行を受け入れる。

 

だそう。 将来をどう考えていくか、みたいなところも書かれていたので、詳しくは読んでみてください。

あー、考えることもやることもいっぱいだ!

 

LIFE SHIFT2(ライフ・シフト2) 100年時代の行動戦略 [ アンドリュー・スコット ]

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略 [ リンダ・グラットン ]