Tokyo Wellness Life

健康的にゆるやかに歳を重ねる方法の追求と実践の日々

歳のせいかと思ったら栄養不足でした…『その不調、栄養不足が原因です』

『その不調、栄養不足が原因です』

 

私が貧血になる前に先に言ってよ!、と言いたくなることがいろいろ書かれていた本。

 

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1階分の階段を上るだけで息が切れるなんて、どれだけ体力がなくなったんだろうと思っていたら、なくなっていたのは体力じゃなくて鉄でした。

鉄不足の原因に書かれていた、

  • 肉や魚をあまり食べず、野菜中心の生活をしている
  • ランニングなど激しい運動を日常的に行う

がまさに当てはまっていて、「歳のせいかも」ですませずに、栄養不足を疑ってみるのも大事だなと痛感。

 

また、健康面だけではなく、美容についてのページもあります。

その章のタイトルが「老婆は一日にしてならず」で、かなりインパクトが強いです。

 

チェックリストが多くて、自分に当てはまるかどうかがわかりやすいし、血液検査の結果から問題がありそうか確認する方法も書かれているからセルフチェックもしやすそう。

 

病院に行くほどではないけどちょっと調子が悪い、みたいな人は、この本を読んでその原因が栄養不足ではないか調べてみてもいいかもしれません。

 

その不調、栄養不足が原因です [ 佐藤智春 ]

 

書くことの本質を考えさせられる『取材・執筆・推敲ーー書く人の教科書』

『取材・執筆・推敲ーー書く人の教科書』

 

本書は「ライターの教科書」というコンセプトの下、執筆された。より正確に言うなら「もしもぼくが『ライターの学校』をつくるとしたら、こんな教科書がほしい」を出発点とする本である。

 

書くことを職業としている人はもちろん、これからそういう職業に就きたいと思っている人や、我流で書いている人、文章を発信している人に激しくオススメしたい本。

 

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お恥ずかしい話なんですが、私がこの本を読んだきっかけは、速く書けるようになりたいからだったのですが、そういうことが解決できる本じゃないんです。

小手先のテクニックではなく、書くことの本質が書かれています。

 

鍛えるべきは「書く力」ではない。まずは「読む力」を鍛えてこそ、すぐれたライターたりえるのだと。

 

小手先の表現テクニックを学ぶよりも先に、まずは「読者としての自分」を鍛えていこう。本を、映画を、人を、世界を、常に読む人であろう。あなたの原稿がつまらないとしたら、それは「書き手としてのあなた」が悪いのではなく、「読者としてのあなた」が甘いのだ。

 

この時点ですでに「ほんとそれ!」って思うのですが、ここはまだ第1章の序盤の序盤。

毎ページ、線を引きたくなる部分があり、あまりにも線を引きすぎたので、この本を読んでいる途中でペンがつかなくなりました。

普段、本には線を引かないのですが、この本に関しては「ここは後から読み返したい!」と思うところだらけで、線と付箋がいっぱいです。

 

また、

 

「書きたい!」にあふれていたはずの気持ちが、「早く終わりたい!」に傾き、後半に行くにしたがって詰めが甘くなる。

 

わかりにくい文章とは、書き手自身が「わかっていない」文章なのだ。

 

文章にとっての贅肉とはなにか? ひとつは「かさ増し」である。

 

仕事で文章を書いたことのある人なら、どれも経験したことがあるんじゃないかと思います。あぁ、耳が痛い…

 

ちなみに、文字数が足りなくて「かさ増し」しなくてはならない場合は、

 

本来であれば原稿の構成自体を組みなおす必要がある。シーンを足し、シークエンスを足し、具体的にはエピソードや視点を足していくことによって、全体を再構成する必要がある。

 

だそうです。つまりやり直し。

 

これだけでも察していただけると思いますが、文章を速く書く方法なんて書いてあるわけがないんですよね。そもそも、速く書きたいというのは書き手(私)の都合であって、読む人には関係ないですから。

 

ちょっとだけガッカリしたと同時に、私が普段文章を書くときに意識していることがいくつか書かれていたりして、「じゃあ、ある程度時間がかかってもしょうがないな」と、ほっとしました。

 

「自宅で仕事ができるし、書くことなら誰にでもできそう」というライトな気持ちでライターになりたいと思った人がこの本を読んだとしたら、「あ、これムリだわ…」とあきらめそう。

そのくらい、書くことに対する心構えの部分からしっかりと書かれている本です。

 

取材・執筆・推敲 書く人の教科書 [ 古賀 史健 ]

 

エトヴォスの『ミネラルアイバーム』、「ロゼソーダ」は大人のブルベ肌向けのカラー

テレワークがメインになってからというもの、購入するコスメはスキンケアばかりだったのですが、久々にアイカラーを買いました。

 

エトヴォスの『ミネラルアイバーム』。

カラーは「ロゼソーダ」です。

 

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この青みピンクが可愛すぎる!

と衝動買いしたのですが、ブルベの人によく似合う色でした。

 

オレンジ寄りのピンクだと、私の腫れぼったいまぶたがますます腫れぼったく見えるんですが、この青みピンクだとそんなことはなく。

がっつり色づかない大人向けな発色なので使いやすいです。 人によってはちょっと物足りないくらいかもしれません。

 

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ささっと塗れるし、石鹸で落とせるし、すべてにおいて手軽なのがいいところ。

大人が使いやすいカラーが豊富なのもいいんですよね。

 

春は私が大好きなこの手のカラーが多くなるので、散財しそうでちょっと危険。気をつけないと。

 

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暮らしの質に目を向けたいなら、『本当に必要なものだけに囲まれる、上質な暮らし』

『本当に必要なものだけに囲まれる、上質な暮らし』

 

先週switchを買ってしまいまして、余暇時間のすべてをモンハンライズに注ぎ込んでいます(笑)

これはこれで大満足なんですが、ゲームをしつつも、もうちょっと生活の質も上げていきたいと思って読んだ本がこちら。

 

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◇日常を彩る心地よい住まいは「ありきたりの場所」でもつくれる

◇日本文化は「素」の文化。飾らぬ素朴さが思想になっていく

◇「簡素」と「余白」は別もの。余白があるものは飽きがこない

◇人生を豊かにしたければ、それまでの生き方を整理して隙間をつくる

◇優れたプロダクトは、使う人の人格さえもデザインしてしまう

◇陰影のある美しい暮らしのために灯りは少ない方が良い

◇優美で品格のある生活は、「お金」からは生まれない

◇マインドフルネスは朝起きてから寝るまでの日常に育まれる

◇「合理的」という呪いから解放されると日常生活はもっと豊かになる

◇嫌いなものは広がらない。好きだからこそ、自分だけの世界が広がっていく

◇1本の木があれば「光と風のブラインド」になる

◇ゴミを減らし、環境を整えれば生活の幸福度はもっと高くなる

◇心身を回復させるための工夫を生活空間にちりばめる

◇流行や予算に合わせるのはやめて、自分本位に生活を整える

◇豊かな暮らしは、手間と時間をかけて蓄積することで生まれる

◇「当たり前」を深掘りしていくと、生活は豊かに耕されていく

◇本当に上質な暮らしは、メンテナンスしないと成り立たない

 

などなど、それぞれの項目が見開きで読み切れる程度なので読みやすいです。気になるところから選んで読むのも楽しそう。

 

こうして考えてみると、僕は、ものや暮らしの話をしているようでいて、実は人の生き方について語っていたようにも感じる。

と、エピローグにも書いてあるのですが、読んでいてハッとさせられることが多々あります。

 

暮らしの質を決めるのは、感受性なのだ

暮らしは消耗品ではなく、積み重ねである

生まれたときが一番美しいのではない。年月が成長させ、無二のたたずまいを育んでいく。そういう意味では、ものも人も同じことだ。

 

新品だからいい、ビンテージだからいい、というわけではないんですよね…

年齢を重ねた人ほど、「自分は成長できているんだろうか?」と考えさせられるのではないかと思います。

 

本当に必要なものだけに囲まれる、上質な暮らし [ 田村 昌紀 ]