『幼年期の終り』
「日本の経営者はSFを読まないから日本でイノベーションが起こらない」みたいなことを、岡田斗司夫さんがYouTubeで話しているのを見かけて、「それはあるかも」と思ったので、何冊かSF小説を買いました。
かくいう私も、SFはほとんど読んでいなかったので。
買ったうちの1冊がこちら。『幼年期の終り』。
異星人の宇宙船が地球の主要都市上空に停滞してから五十年。その間、異星人は人類にその姿を見せることなく、見事に地球管理を行なった。だが、多くの謎があった。宇宙人の真の目的は?
人類の未来は? 巨匠が異星人とのファースト・コンタクトによって新たな道を歩みはじめる人類の姿を描きあげた傑作!
有名な作品だから面白いだろうと思っていましたが、面白すぎる!
その存在をそう出しますか、とか、あの現象をそう使うんですか、とか、「どうしたらそんな話を思いつくの?」と、凡人の私は思いっきり楽しませてもらうことしかできませんでした。
仕事に役立つ本とか自己啓発本みたいなものを読んでいるだけでは、こういう着想は得られないなーと痛感。
まだ他にも未読のSF小説があるので、今年はもっと読み進めていこうと思っています。
幼年期の終り (ハヤカワ文庫) [ アーサー・チャールズ・クラーク ]
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