『職業、お金持ち。』
これ、理想の職業ナンバーワンですね(笑)
ある日、証券会社のロビーで、大富豪の老紳士・えびす様と出会った20歳の女子大生・あすか。
彼女は「幸せなお金持ち」になるべく、大富豪えびすさまから直々に【お金持ちになる秘訣】を学ぶことに。
えびすさまと接する中で、彼女が持っていた「貧乏界の常識」は次々とひっくり返されていくーーー。
あすかの成長とともに、フツーの人が、読むだけでみるみる「大富豪マインド」に生まれ変わる、衝撃の「お金持ち小説」。
小説なのでサクサク読めます。
また、それぞれの話の最後に書かれている「今回の学び」を読むだけでも、気になる部分が盛りだくさん。
- お金持ちも貧乏も、自分で選んだ結果
- 貧乏でいるのは、その状態にメリットがあるから
- お金が欲しいのではなく、得たいものは幸せな感情
- 稼ぐには、なるべくシンプルな理由が必要
- 貧しさをお金のせいにしているうちはお金持ちになれない
- 貧乏人の悩みの99%はお金で解決できる
- 節約では豊かになれない(金銭面でも気持ちの上でも)
- 奪い合いの世界から出るには、独り占めをしないこと
- 玉の輿に乗りたかったら、まずは自らが経済的に自立すること
- お金を増やすには、使い手側の適切な指示が必要
- 扱うお金の額を増やすには、その金額を実際に使ってみること
- お金は自分のものじゃない
- 心の貧しい人には、決して近づいてはいけない
- 貧乏は感染る
- 自分が整っていない状態でお金持ちになることは不可能
「玉の輿に乗りたかったら〜」というやつなんて、安定した生活を求めて婚活をしている女子には耳が痛いのではないでしょうか。でも、内容を読んでみると、どうしてこう書かれているのか納得できます。
本の中で、 「なぜ稼ぎたいか?なぜお金持ちになりたいか?」 という質問が出てきますが、みなさんだったらなんて答えます? 意外と即答できないのでは?
楽しく読みつつも、お金に関する自分自身の根本を考えさせられる本です。
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