Tokyo Wellness Life

健康的にゆるやかに歳を重ねる方法の追求と実践の日々

「すぐに結果を出すのが正義」みたいな時代だからこそ、長期の思考と行動をしたい『ロングゲーム』

『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』

 

 

この『ロングゲーム』で私が目指したのは、成功へのプロセスを「すべて明かす」ことだ。長期にわたる成功を達成するまでには、どんなことが待ち受けているのか。その現実を包み隠さず明らかにしたい。

 

そう、それが知りたい!

巷に溢れる成功者の本って、「ラクして短期間で1000万円稼ぎました」みたいなのばっかりで、実際のところどうなのよ?って思うことが多いですよね。

「すごく大変だったんです。寝る間を惜しんでブログを書き続けました。PDCAたくさん回しました。」みたいなことを書いていても、その人の売りがラクして稼ぐだから、具体的に何をやったか、どんな失敗があったかなどは書いてくれてないし。

 

目先の利益の誘惑に負けず、不確実ではあるが、価値のある将来の目標に向かって努力を続けるーーこれが、「ロングゲームをプレイする」ということだ。

 

おぉ、期待できそう!と思って読み進めていったら、自分の時間の20%を新しい挑戦のために使うというGoogleの「20%ルール」が出てきて、知ってる…とちょっと残念な気持ちになりかけたんですが…このあとからが面白かった!

 

20%ルールに価値があるもう一つの理由は、「新しい挑戦が安定した収入につながるまでにはそれなりの時間がかかる」からだ。

 

(人とつながるためにどうすればいいかという問いに対して)「招待されたいなら、まず自分から招待しなければダメよ。」このアドバイスは大人にも有効だ。(中略)

「他の人も同じようにつながりを求めている」ということだ。彼らも招待状を待ち焦がれている。こちらが勇気を出して招待状を送れば、彼らは心から喜ぶだろう。 

 

(人脈作りについて)私が個人的に採用していて、ほかの人にもすすめているのは、「1年間は何も頼まない」という戦略だ。(中略)

あなたは図々しい人たちの一員になってはいけない。「1年間は何も頼まない」という姿勢を徹底していれば、相手もあなたに下心があるとは考えなくなるだろう。あなた自身も、下心をもたなくなる。本物の人間関係を築こうという心の余裕が生まれるからだ。

 

ネットワークづくりの正しい目的は、今日や明日に成果を出すことではない。大切なのは、「自分がどんな人生を望み、どんな人と一緒にいたいか」ということだ。

 

何かをきちんと身につけたいなら、長い停滞期を覚悟しなければならない。何も進歩していないように思えても、訓練を続けなければならないのだ。

 

挑戦が報われることもあれば、そうでないこともある。それでも挑戦しなければならない。成功とは、自分の仕事で卓越した能力を発揮することだ。だが、たとえ卓越した能力があっても、打席に立たなければその能力を発揮することはできない。(中略) 長期で考えれば、「統計」はあなたの味方だ。打席に立つ回数を増やせば、ヒットの数も増える。 

 

人脈の作り方についてこういうふうに踏み込んで書いている本って、見かけたことがないかも。

「ネットワーク作りが必要なのはわかってるんだけど、どうすれば…」という人は、ここだけでもいいから読んで、と言いたいです。

 

他にも、そんなに時間も労力もかけたのにうまくいかなかったんだ…、みたいな著者の経験も書かれていて、読み進めていくほどに、やっぱりそう簡単にはいかないよね、と、改めてラクして稼げるというのが当てにならないことを痛感します。

 

この「すぐに結果を出すのが正義」みたいな時代でも、長い時間をかけてじっくり取り組んでいいんだ、と勇気をもらえる本です。

…それをやるための忍耐力は必要ですが。

 

ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために [ ドリー・クラーク ]

 

カルテHD『全身用 高保湿ローション』で、今のうちからボディの乾燥予防

このボディローションの登場、待ってた!

カルテHD『全身用 高保湿ローション』

 

 

1年中ボディローションorクリームを使っていて、膝下とか腰回りとか、あと意外と足の甲が夏でも乾燥しやすい私。

真夏の凶悪な湿度が軽減されたとたん乾燥が気になってきたのですが、ヘパリン類似物質HD配合のこのボディローションがあれば、乾燥の心配はなくなりそうです。

昔、花粉のせいで肌荒れがひどくて化粧品が使えなかったときに、皮膚科のヒルドイド(ヘパリン類似物質)クリームにお世話になったので、信頼を寄せています。

 

たつきにくさとのびのよさもちょうどいい感じで、夏は少なめ・冬は多め、というように使いわければ1年を通して使えそう。

私も本格的に乾燥する前から使っておこうと思います。乾燥していったん肌がかゆくなると、そのあとなかなかよくならないんですよね。ひっかき傷がつくのもイヤだし。

夏は汗、冬は乾燥のせいで肌がかゆくなりやすい敏感肌なのですが、手間はかかるものの毎日保湿ケアをしていれば、乾燥は確実に防げるので地道に続けようと思います。

 

どのボディローションを買おうか迷ったときは、これを選ぶことになりそうな気がします。

ボトルタイプとポンプタイプの2種類があるので、自分のライフスタイルにあわせて使いやすい方を選ぶといいかも。

 

【220ml・送料無料】Carte(カルテ) カルテHD モイスチュア フェイス&ボディローション 220ml スキンケア 基礎化粧品 乳液 美容液  乳液 ボディケア オーラルケア デイリーボディケア   ボディローションミルク

 

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DAYLILYの『台湾仙草茶』で作るゼリーにハマりすぎて…

別のお茶を買う予定だったはずが、「体の熱を取ってくれる」と聞いて衝動買いしてしまった、DAYLILYの『台湾仙草茶』。

だって、毎日暑いから…

 

 

ほんのり甘くてちょっとだけ苦いお茶。

店員さんに「苦味が気になるようならはちみつを入れて」と言われましたが、なくても全然平気です。

 

お茶といっても中身はパウダーなので、お湯に溶かすだけ。茶葉が出ないので片付けがとてもラク

 

おまけにこのお茶、このパウダーとお湯だけでゼリーが作れちゃうんです。

ゼラチンや寒天がいらないんですよ。なんてお手軽なの!そして美味しい!

 

唯一問題があるとしたら、ゼリーを作るときはパウダーを多めに使うので、すぐにお茶がなくなるということ。

調子に乗ってゼリーを作り続けていたら、あっという間になくなってしまいました…

 

パッケージも可愛いので、自分用に買うだけじゃなく、誰かへのプレゼントにもしたいお茶です。

「ゼリー、作ってみて!簡単すぎてびっくりするから!」って布教したい。

 

台湾仙草茶 SENSO BEAU-TEA【雑誌多数掲載】

 

人を愛し自分も愛する鍛錬をしましょうか。『はじめての利他学』 

『はじめての利他学』 

 

人とのつながりについて考えさせられるこのご時世に、読んでみたくなった本。

 

 

利他って「(自分を犠牲にして)他人に尽くす」というイメージがあったんですが、そんな単純なものではないみたいです。

 

日本における「利他」の本質とは、自分と他者が深くつながることなのです。

 

すごくかいつまんで言ってしまえば、利他とは「人を愛し、自分も愛すること」。

 

エーリッヒ・フロムの『愛するということ』の引用をもとに、

「愛は誰かから与えられたり、自然に湧き上がってくるものではないので、頭で知るだけでなく鍛錬していかなければならない」

と書かれていたのを読んでハッとしました。

 

たしかに、愛することって技術だ!

努力しないと向上しないって、そのとおり!

 

また、この本は利他を実践したさまざまな歴史上の人物についても触れられていますが、どの時代の人たちも共通して、

まずは行動(人を愛する)、その後に知る

と、経験を重んじているのが印象に残りました。

知識があるだけで行動しない人のことは、昔の偉人たちもよく思っていなかったみたいですね。

「知ることで満足しちゃダメだよ」というのは、読書好きな私にとって耳が痛いです。

 

第4章の「利他のための自己愛」に、

◎受け入れがたい自分にも居場所を作る

◎自分を深く信頼する

なども書かれているので、私と同じく「利他って人のためにするものでしょ」と思っていた人におすすめの本です。

利他のイメージがちょっと変わると思います。

 

NHK出版 学びのきほん はじめての利他学 (教養・文化シリーズ) [ 若松 英輔 ]