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にゃんこがいいこと言ってくれる『考えない猫が教える脱力系哲学の言葉』

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『考えない猫が教える脱力系哲学の言葉』

 

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これほどまでに可愛くてスラスラ読める哲学の本を読んだのは初めて。
 
  • 幸福とは気を紛らわすことにゃ
  • 小さなことで落ち込む時は、大きな不幸がないって証拠にゃ
  • 最善の解決策は、最もシンプルな解決策にゃ
  • 頭が空っぽな時は、ゴミで一杯になってる時にゃ
  • 失うことを恐れるあまり必要なものを断念する、という考えは理屈にあわないにゃ
  • 諦め方を知ってると人生は楽しいものにゃ
  • 人間とは奇妙なものにゃ。自分の持っている自由は使わず、持っていない自由を望むにゃ
などなど、にゃんこ、いいこと言ってます。
 
左のページには写真と上のセリフ、右のページにはその解説が書かれていて、最初から読んでも、好きなページから読んでもいい構成になっています。
解説といっても、「○○にゃ」という口調で、なおかつ文章も短いので、普段本を読まない人が猫の写真目的で読んでもスラスラ読めそう。
 
写真も可愛いものから面白いものまでいろいろあって、猫好きにはたまらないのでは。
 
また、豆知識的な感じで書かれている、
  • ルソーは露出狂で捕まったり、ヒモ生活を送っていた
  • マルクスは哲学者であり経済学者でもあるのに、借金まみれの人生を送っていた
  • アリストテレス曰く、臆病な人とは「望みを持てない人」のこと
なども、ためになったり、「何やってんの…」と思えたり、なかなか楽しめます。
 
スピーチが苦手なラッセルが、「自分がうまく話そうが失敗しようが宇宙に大きな変化はない」と悟り、緊張しなくなった。
っていうのは、発想のスケールがでかすぎるけどちょっとわかるかも。
私も何かやらかしたときには、「宇宙に大きな変化はないから」って開き直ろうと思います。
 

余談ですが、私、ブログやSNSの投稿は音声入力で文章を書いてます。 つまり、今回の投稿もスマホに向かってしゃべっているわけで…
自宅で一人「○○にゃ」て言い続けてるアラフォーって怖すぎる(笑)

 

考えない猫が教える脱力系哲学の言葉