『しんどい月曜の朝がラクになる本』
これ、会社員だったらほぼ全員が読みたくなりますよね?
月曜の朝が憂うつな原因は、ズバリ人間関係にあります。
(4ページから引用)
とあるように、人間関係を良くするためのメソッドが書かれています。
そのメソッドはどんなものかというと、「美点発見」という、相手の長所、美点を発見し、その発見したことをノートなどにどんどん書いていくワークです。
書き続けていくと、だんだん相手をいい人に思えるようになるそう。
これを読んで、「あいつにいいところなんてない!」って思った人もいると思いますが、ちゃんと例が載っていて、まぁこのくらいなら書けるかも、という感じ。
「大キライな奴の美点なんて書けない!」という方へ、というページもあるので、そこを参考にすればキライなあいつについても何かしら書くことはできそうです。
というか、そもそもこういうのはちょっとうさんくさくて…、と抵抗がある人もいるかもしれませんが(私もそっちのタイプです)、たぶんやり続けたらそれなりに効果は感じられると思います。
というのも、
美点をたくさん発見し書けば書くほど、あなたはボキャブラリーが豊富になります。そうなると、いつでもその状況にふさわしい最適な言葉が自然と出てくるようになっていきます。
(53、54ページから引用)
こういう普段書き慣れていないものって、最初のうちは「何て書けばいいの?」ってなるんですけど、やればやるほど書けるようになるんですよね。
いろいろ言葉が出てくるようになることで、相手のことを案外いいやつかもと思えるという効果もありますが、さらに実際に相手にさらっと伝えられるようになったら、きっとキライなあいつは私を好きになるはず。自分の長所を伝えてくれる人を嫌う人っていないですからね。
調略成功です。
月曜日がしんどい人は、まずは日曜の夜にキライなあいつの長所を書き出してみてはいかがでしょう?少しは前向きな気持ちになれるかも。